在宅介護 食事介助のやり方 事故防止のために知っておきたいポイント
どうも、マサ(@masa5care)です
これまでの経緯や現在の状況などはこちらの記事を参照してください
朝昼晩、めちゃめちゃ食べるお父さん
ただ、手が自由に動きませんので私達が食事介助をしております
最近はもう慣れましたが、食事の時に実践している事故防止のためのポイントがいくつかあります
当たり前のことなんですけど、自分への確認も含めて書いておきます
正しい姿勢
上半身を起こして食事してもらいましょう
幸いにも電動でリクライニングできる買ったら高そうなええ感じのベッドを入れてもらってますので大体45度〜60度くらいの角度で上半身を起こして食事してもらっています
(この時、膝も軽く立ててあげるといいみたい)
というのも「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」の防止です
ちょっと聞き慣れない言葉ですが、wikipediaには↓こんな風に記載されています
誤嚥(ごえん)
誤嚥(ごえん)とは、食べ物や異物を気管内に飲み込んでしまうこと。異物を消化管内に飲み込んでしまうことを含める事もあるが、その場合は誤飲として区別することもある。
窒息死することがあり、適切な方法ですみやかに除去する必要がある。引用元:wikipedia - 誤嚥
極端な例ですが、寝ながら食事すると気管に入ってゴホゴホして最悪の場合死亡するケースもあるよということ
だから、しっかり上半身を起こすことは大事、食後もすぐに寝かさずに、しばらくはその体制で胃の中の食べ物をしっかり無くしてから寝てもらいましょう
小さい頃、食べた後すぐに寝ると牛になるとか聞いたことあるでしょ(なんかちゃうでそれ)
お父さん、牛になってもいいんですか!(だからちゃうって)
スプーンをちらっと見てもらいながら
ご飯なりおかずなりスプーンに盛って口元へ近づける際は、お父さんの視界に入るようにしています
そうすると、自然と口をあけてくれます
逆に、まだ口内に食べ物があるときは口を開いてくれません
ノドの動きに注目
食べ物を飲み込む時にノドの動きを見ているとノドが動くんですね
そのタイミングを見計らって食事のペースを考える、と病院の人は言うてましたが、実際難しいです
じーっと見てるわけにもいかないじゃないですか
はやり、前項のスプーンチラ見せ作戦の方がいいと思います
こっちのペースもわかってくる
何回か食事介助していると、食べるペースやスプーンに盛る量なんかがわかってきます
そうなったら、介助する側の時間配分も調整できるようになってきます
今から食事したら何分かかるから、先に洗濯まわしとこ、とか
ドラマ見ながら食事したら丁度何話見れるなぁ、とか
買い物いっとこ、みたいなね
こういうリズムがつかめてくると気持ち的に楽になってきます
食後の口内ケア
食事のあとは↓こういうやつで口内を清潔に保つようにします
お父さん、歯が無いので拭き取りやすいんので助かってます
最後に
ということで、我が家の食事の時に気をつけているポイントでした
そういえば、病院にいるときに、お母さんが、お父さんの上体を起こさずに寝ている状態で飲みもの与えていて、ゴホゴホいうてたときがありました
看護師さんや親族にも指摘されたらしいのですが「ちょっとだけやん」と言いながら笑ってたらしいです
これ、絶対やめてくださいね、取り返しつかなくなりますので
お父さんしばらくゴホゴホ言うてたので、それを見てお母さん「隣の人から肺炎移された!どうしてくれんねん」と叫んでたらしいです
いやいや、原因はあなたですやん
しかも、誤嚥性肺炎は、肺炎と名前がついてるけど人から感染するもんちゃうし
そんな数々のお母さん武勇伝はこちら
それではまた