褥瘡(じょくそう)とは? 一度できると治りにくい褥瘡の原因と予防方法
どうも、マサ(@masa5care)です
これまでの経緯や現在の状況などはこちらの記事を参照してください
介護生活していると、よく耳にする言葉に「褥瘡(じょくそう)」があります
寝たきりのお義父さんの場合は特に注意が必要な褥瘡、ヘルパーさんに聞いたりいろいろ調べたりしてわかったことなどちょっと書いておきます
できてしまうとなかなか治らないらしいので、きっちり予防しておきたいですよね
褥瘡(じょくそう)とは?
「じゅくそう」って言うてたんですけど「じょくそう」が正しいこと、最近知りました
褥瘡(じょくそう)
患者が長期にわたり同じ体勢で寝たきり等になった場合、体と支持面(多くはベッド)との接触局所で血行が不全となって、周辺組織に壊死を起こすものをいう。
一般には床ずれ(とこずれ)とも呼ばれる。引用元:wikipedia - 褥瘡
長期に渡って同じ体勢で寝ていると、布団と接している部分の血流が悪くなってきます
その部分の栄養や酸素が行き渡らなくなって壊死してしまう病気のことを言います
これ、めちゃめちゃ痛いらしい上に、完治するのに時間かかるため、結構厄介者
どこにできる?
比較的骨が突起している部分に注意が必要らしいです
仙骨といって尾てい骨のとんがっている部分や、肩や肘、くるぶしなどが代表的
少し赤くなってたりしたら要注意、そこに集中して圧がかかってる可能性があります
どうやって予防する?
原因は長時間同じ体勢で同じ場所に体重が乗って圧力が加わってる状態がよくないため、定期的に体制を変えてあげる必要があります
1~3時間おきに体制を変えてあげるのがいいらしいのですが、なかなかそんな頻繁に変えれないので、うちはオムツ替えのタイミングで向きを変えてます
右向いていたら今度は左といった感じで、体の下にバスタオルなんかを挟み込んで、圧力を分散させてあげます
また、肘や肩にはクッション置いてみたりするのもいいらしいです
その他、褥瘡予防にはこんな方法があります
体位変換
自分で寝返りや体位を変えれる人は良いのですが、できない人用にこういう介護用の三角クッションなんかで体制をこまめに変えてあげるのがいいらしいです
これ購入する場合保険がきかないらしく、めっちゃ高いんですよ
で、一度お借りして使ってみたのですが、お義父さん、はっきり「いらん」言うてました
少しですが体を動かせるお義父さんなので、ガッチガチに体位を固定されてしまうと気分悪いようです
「いらん、バスタオルでいい」と言うてました
とりあえずしばらくはバスタオルで様子みます
清潔に保つ
尾てい骨付近なんかそうですが、汗や尿で汚れがちな場所は特に丁寧に拭き取って清潔に保つのがいいらしい
幸い、週に2回入浴してもらってますので、この辺は大丈夫かなと思います
ただ、夏場や湿気の多い梅雨時期はちょっと注意しておいたほうがよさそうですね
食べ物でも予防できる
これ飲んでらっしゃる方が多いみたいです
明治メイバランスの遊離アルギニンという成分が入ってる製品があるのですが、このアルギニンが特にいいらしい
傷の治癒を促進してくれかしこい栄養素の一つみたいです
1日に2,000~5,000mg摂取できたら理想だそうで、このメイバランスは1本に2,500mg配合されているので丁度いいんですよね
ただ、摂りすぎると下痢など引き起こすらしいので1日1本程度を目安にしましょう
あと、血の巡りがよくなるため冷え性や肩こりにも効果的らしい
参考資料 → アルギニンは褥瘡を予防・改善するのに効果的?
最後に
ということで、介護につきもの褥瘡の話でした
寝たきりで、なかなか自分の意志をうまく伝えられないお義父さんの場合、定期的に体位を変えてあげる必要がありますね
症状が進行してしまうと最悪の場合手術とかになってきますので、できるだけ早期発見で予防したいところです
できてしまったらすぐに医師に相談、進行状況によって適切な治療をしてあげましょう
初期段階だったら治りも早いようです
それではまた